【50代でも転職OK??】外資系企業への転職限界年齢について
外資系企業への転職年齢についてです。
外資系企業では、年齢や性別よりもスキルを重視します。
基本的に外資系企業への転職で年齢や性別は重視されません。
ポジションに応じたスキルや経験の有無などが採用に直結するためです。
また基本的に成果・実績主義であるため、国内企業に比べると年齢は重視されないわけです。そのため、転職の面接の場で、成果を出せる根拠を示す必要があります。
ただし、年齢が上がるほど募集されているポジションも高いものになるため、最も転職事例が多い年齢の目安は20代後半から40歳前後になります。つまり、年齢が上がるほど、応募している職位が高くなり、募集する人数も少ない傾向にあることは理解しておくべきでしょう。応募する企業が求めていることと、自身が提供できることが一致している求人を探し出す重要度が上がります。
そういった意味では、国内企業と変わらない傾向といえます。
◎各年齢で外資系企業に求められること
年齢に応じて外資系企業が求めることは異なってくるため、求人に応募する前に確認しておくと転職活動の成功確率を上げられます。あくまで目安ですが、中途採用者に求められることが異なってくる年齢は以下のとおりです。
・35歳まで
・45歳前後
・50歳以降
各年齢で求められることを解説していきますので、書類の準備や面接対策に役立ててください。
◎35歳までの年齢で転職する場合
35歳までに求められることは、ほかの外資系企業や同業他社での実績、語学力などです。マネ-ジャー経験などもあると評価されますが、20代はもちろん30代も大きく業界や業種を変えるようなキャリアチェンジが可能です。
もちろん、成果主義で見られることに変わりはないため、スキルや経験とのマッチ度が重視されます。特に30代はすぐに成果を求められる傾向が強まるため、成果を出せる根拠や業務への適正を具体的に示す必要があります。
◎45歳前後の年齢で転職する場合
45歳前後での外資系企業への転職では、マネ-ジャー経験や専門職の高いスキル、人脈などが必要です。基本的にマネージャーやディレクタークラスの募集であるためです。CFOやCOOといったハイクラスの求人も多くあります。
そのため、30代の転職以上に、採用企業への利益を十分にもたらせられる根拠を示せすことが重要になります。
なお、ハイクラスを中心に45歳前後の求人は非公開のものも多いのが実情です。
◎50歳以降の年齢で転職する場合
50歳以降の転職では、人脈や高い実績などの要素が重要になります。ポジションは役員が中心です。リファラル(紹介)による転職を除けば、人材紹介会社などの非公開求人に応募することになるでしょう。
◎外資系への転職が初めての場合
外資系企業の転職が初めての場合に取り組むべきこととしては、以下の3つが代表的です。
・英文履歴書や英語面接に備える
・英語を勉強しておく
・専門性を強化しておく
各項目の詳細を解説していきますので、応募前から実施してください。
・英語に磨きをかけておく
入社時に英語ができたほうがベターなのはもちろん、昇格するには英語が必要になるケースも多いのが外資系企業です。業務で英語を使った経験や高得点のTOEICを提示できると理想的です。勉強中の場合は、具体的な進捗状況などを伝えられるようにしておきましょう。
なお、外資系企業で重要視されているのは、基本的にスピーキングとプレゼン能力です。もちろん、英語力だけが必要とされる募集はまずないため、専門性やスキルを活かせるだけの英語力を示せれば十分だと言えます。一方で、職位が高い方の転職においては、本国へのレポーティング機会が増えることから、高いライティングスキルが求められます。
どの程度の英語力が必要かは、各企業の内情に詳しいコンサルタントに確認することをおすすめいたします。
・専門性を強化しておく
年齢に関わらず専門性をより強化しておくのも重要です。外資系企業は即戦力のスペシャリストを歓迎する傾向が強いためです。資格取得や最新の専門書に目を通して専門性を深めたり、参加可能なプロジェクトに入って仕事の幅を広げたりしておきましょう。
いかがでしょうか。
経験と英語力がしっかり備えておけば日系企業よりも高い年齢でも転職可能なのが外資系企業です。また、年収についても外資系企業への転職をきっかけに大幅アップを勝ち取る方も少なくありません。
実力を身につけて『脱・年功序列』を実現しましょう!