外資系面接対策①
外資系面接対策①
外資系企業に就職・転職を考えている方はまずは面接というハードルをクリアしないといけません。
面接は人生の中で最も緊張する経験のひとつです。事前に備えておくことで、いざその日が来ても慌てずに対応することができます。以下代表的な質問事項になりますので事前に備えておきましょう!
①あなたのことを教えてください。/Tell me about yourself.
これはよく聞かれる質問です。
あなたのキャリアについて
簡潔に、正直に伝える事が大事です。
この質問は、もっているすべての資質、資格、経歴を時間をかけて説明することを求めているわけではありません。 面接官は、自分のことについて端的に説明し、コミュニケーションがうまくとれる人物かどうかを見ています。要点を簡潔に、正直に、そして面接官があなた自信に興味を持ってもらいながら、次の質問に繋がるような説明を心がけましょう。
②あなたの強みは何ですか?/What is your strength?
この質問に答えるときには、傲慢な態度や自慢話ではなく、謙虚な印象を与えたいものです。
関連する経験を話す
営業職を志望する場合は、自分のソリューションでお客様の問題解決を手助けした時の話をしてみましょう。
具体的に説明する
年間の数字の何%を達成するのに役立った取引を成立させた時のことを伝えましょう。そういった事実を共有することで、自分がどれだけ効果的なことをしてきたのかをイメージしてもらうことができます。
総合的なスキルをアピール
例えば、効果的なコミュニケーションができるといったソフト・スキルに関するエピソードと、職務記述書で求められているようなテクニカル・スキルあるいはハード・スキルに関するエピソードを織り交ぜて説明します。
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- すでに履歴書に記載されているスキルや実績などを中心に話す
- ポジションが必要としているテクニカル(ハード)スキルにフォーカス
- 学位(またはその他の学歴)の取得
- 資格(語学の資格、宅建、税理士、簿記)
- コンピューター言語やスキル(Python、HTML、AWS)
- オフィス・PCスキル(ワード、エクセル、アクセス)
- 外国語能力
- ポジションが必要とするソフト・スキルにフォーカス
- Interpersonal skills
- Leadership
- Project management
- Problem solving
- Critical thinking
- Team building
- Adaptability
- Perseverance
- Communication skills
③あなたの弱点は何ですか?/What is your weakness?
弱みを話すと採用されないのではないか?とあまりに保守的になり、弱みはありませんなどと話すと正直な人ではないと捉えられます。人は必ず弱みを持っており、その弱みを克服するため努力した(している)人であることを知りたいのです。
自己分析出来ている人物かどうかを把握したい意図もあります。
謙虚であること
採用する側は、あなたが謙虚に自分を見つめて成長できる人かどうかを判断しようとしています。率直に努力するポイントを見つけて話すことができれば、相手はあなたが謙虚で誠実な人だと思ってくれるでしょう。
ポジションに強く関連しない弱みを選ぶ
正直に答えすぎるのではなく、例えばマネジャーのポジションに応募する場合、創造性(クリエィティブ)を自分の弱みとして話せば、仮に創造性が欠如していたとしても、それが原因であなたを不採用にすることはないでしょう。
弱みとどう向き合っているか
最も大事なポイントです。選んだ弱みにどう向き合ってきたかという戦略を話しましょう。例えば、製品のスペックを覚えるのが苦手で、それを乗り越えるために、製品情報をまとめたノートを整備して顧客の前でもすぐに取り出せるようにしている、その結果、逆にどんな製品のことでも知っているというお褒めの言葉を顧客からもらうようになった、など。面接官は、あなたが弱みに向き合い、解決方法を模索し、対処できる人かどうかを見ています。
④なぜあなたを雇う必要がありますか?/Why should we hire you?
採用側が上から目線の質問に聞こえますが、よく聞く質問です。私を採用するとこのようなメリットがある、利益をもたらす事が出来るという亊を伝える必要があります。
本音で話す
何かを語るときには、何を語るかと同じくらい、どのように語るかが重要です。自分のストーリーを話す際には、自身が体験から溢れ出すようなストーリーであれば、面接官もあなたの話に入り込みやすいし、説得力が増します。
募集ポジションとマッチ
会社のミッションやビジョン、業務の進め方を知っていること、そして自分がそれにいかにマッチしているかを話して、会社が選ぶベストな候補者であるということをアピールしましょう。
いかがでしょうか?
日本企業との面接とは一風変わった質問、スタンスで戸惑う亊もありますが大事な事は『簡潔に、謙虚に、自分を売り込む』事です。
外資系では沈黙は悪です、、必ず質問に回答できるよう事前準備をしておきましょう!